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カスタマースポットライト:深セン税関 食品検査・検疫技術センター、中国

深圳税関の食品検査・検疫技術センターは、食品の偽和および不適切な食品表示を解明するするために、isoprime precisIONを使用しています。

Wu Hao博士 は、中国の深圳税関の食品検査・検疫技術センターで働くシニア エンジニアであり、ワインや蜂蜜などの輸出入食品の法定検査を担当しています。 これらの商品はプレミアム商品のため、粗悪品や表示偽装などの不正行為の影響を大きく受けます。 Wu博士と彼のチームは、中国の深圳にある主要な貿易港を通過するこれらの商品を調査します。

深圳港は世界で 3 番目に大きな港であり、最も急速に成長している港の1つで、この研究所に需要の増加をもたらしています。 食品検査・検疫技術センターは、中国をはじめとする世界中の消費者を保護するために、原材料の不正を検出して市場から排除するという重要な役割っを担っています。迅速なサンプル分析による物流スピードの維持の要求がます状況を受け、Wu 博士は最近、Elementar のさまざまなIRMS 機器の導入を検討してきました。

 

2018年に導入されたisoprime precisION IRMSシステムと Wu博士
2018年に導入されたisoprime precisION IRMSシステムと Wu博士

Wu 博士は、これまでも Elementar の IRMS 機器を使用してきました。 厦門大学で修士号と博士号の研究をしていた際にはElementarの装置を使用していたため、深圳税関研究所に Elementar の IRMS 機器を選択することは自然な事でした。研究所には、vario ISOTOPE selectvario PYRO cube®GC5 iso FLOW、および iso CHROM® LC を接続した新しい isoprime precisIONを導入しました。Wu博士は特に、システムの安定性と使いやすさ、そして特に研究所に大きな改善をもたらしたionOS® ( lyticOS® ソフトウェア スイートの旧バージョン) に感銘を受けました。

安定同位体分析やその他の技術を使用して、この研究所は中国で最初のワインの安定同位体データベースを確立しました。 このデータベースは、中国やその他の輸入ワインのトレーサビリティと真正性の研究を実行できるようにするために不可欠です。Wu博士は、分析結果のデータベース構築、管理、使用を容易にする Elementarの新しいソフトウェア ArDB の調査に非常に興味を持っていました。

この研究所では、ハチミツの C3 および C4 砂糖の偽和、フルーツ ジュースへのショ糖の添加、スパークリング ワインやブランデーの偽和など、幅広い分析を行っています。 これらに加えて、伝統的な漢方薬 (TCM) のトレーサビリティと信頼性担保のための新しい方法の開発に取り組んできました。 TCM の使用は中国国内でさらに一般的になってきており、成分の起源と本物であることをが重要であるため、消費者保護のための検証という役割が安定同位体分析に課せられています。

研究所におけるElemenatarのIRMS装置の使用について、Wu博士は次のように述べています。

Elementar は私の研究所に優れた装置を提供してくれました。地元 Elementar China のエンジニアからの多大なサポートは、研究所を通過する年間 5,000 サンプルを分析する上で大変重要でした。 特に、ionOS ソフトウェアは非常に優れており、非常にシンプルかつ効率的に装置を稼働させられるため、他のメーカーのIRMSソフトウェアよりもはるかに簡単に作業が行えます。

深圳税関 食品検査・検疫技術センターについて

導入装置: 

isoprime precisION IRMS (2018)
 

 


IsoPrime100 IRMS (2011) 
 

 

住所:

Technical Centre of Food Inspection and Quarantine, Shenzhen Customs 

Qianhai Shenzhen-Hong Kong Alcohol Testing Center, 

518045, Shenzhen, Guangdong, China 

詳細連絡先:

Email: whakyo@foxmail.com 

WeChat: whakyo  

 

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