低コスト・低環境負荷の窒素・タンパク質分析
タンパク質分析は食品や動物飼料の産業において品質管理に不可欠なツールであり、窒素分析は窒素肥料の製造プロセスや土壌肥沃度の評価において重要な役割を果たしています。
エレメンター社は、前述の用途で広く使われている窒素・タンパク質分析装置の開発と製造に50年以上の経験を取り入れ、産業界や研究分野に貢献しています。当社の窒素・タンパク質分析装置は改良デュマ法に沿った高温燃焼法に基づいており、迅速かつ自動的に最高の精度と正確さで窒素・タンパク質量の測定が行えます。
デュマ法による窒素・タンパク質分析は、ISO、AOCS、ASBC、ICC、EBC等の複数の国際団体が承認し、実験室の安全性、試料の処理速度、測定時の拘束時間、環境負荷、1検体当たりのランニングコストの点で、湿式ケルダール法を明らかに上回る明らかな利点があります。
ケルダール法を上回る改良デュマ法 (燃焼法) の利点
作業が安全に行える(有毒化学物質を使用しない)
試料処理速度 (サンプルスループット) が高い
前処理や測定の拘束時間が短い
環境に優しい (有毒廃棄物がない)
1分析当たりのコストが低い
当社の窒素・タンパク質分析装置シリーズ
当社の窒素・タンパク質専用の分析装置は、改良デュマ法に沿った高温燃焼法に基づいており、低コストと低環境負荷で固体や液体の試料中に含まれる窒素やタンパク質の量が測定できます。 装置に組み込まれた革新的なEAS REGAINER®テクノロジーにより、従来のデュマ・燃焼法の分析装置と比較してさらに費用対効果が高くなります。 従来のデュマ・燃焼法装置の主な維持費は、余剰酸素を結合し、さらに試料由来の窒素酸化物を窒素分子へ変換するための還元用金属です。当社のEAS REGAINER®テクノロジーによりこの維持費は大幅に削減され、他社の同等品と比べてもその効果は明らかです。高い信頼性と堅牢なデザインとの相乗効果により、当社製品は窒素・タンパク質分析において抜群のラボ運用効率が期待できます。