最も柔軟な機能を持つ安定同位体比質量分析装置
isoprime precisIONは、市場で最も高性能な安定同位体比質量分析装置 (IRMS) であり、一つ一つの研究に合わせたシステムを構築することができます。研究が新しい分野へと発展とともに、常に最高のパフォーマンスを発揮できるあなたの研究に合わせた装置が必要になります。isoprime precisIONは、このニーズをすべて満たすように設計されています。
isoprime precisIONには、優れた分析能力と柔軟性が備わっており、ハードウェアとソフトウェアがシームレスに統合されたコンパクトなベンチトップ型の装置であり常に安定同位体比質量分析法の最前線で活躍します。
isoprime precisION 製品ハイライト
多数の前処理装置の接続
自作前処理装置を含め、エレメンター社製の全ての前処理装置を接続可能
高感度
高感度イオン源により限られたサンプルを確実に検出
小さな設置面積
従来機種と比較して設置面積を約50%削減
高いデータ品質
高精度な安定同位体比質量分析装置で、最高レベルのデータを取得
特長
優れた多機能性
安定同位体比質量分析計は、様々な分析用目的に使用できるハードウェアであり、幅広いアプリケーションに独自の考察をもたらします。どのような用途にも対応できるエレメンター社の前処理装置群は、理想的なソリューションです。
isoprime precisIONは、接続している前処理装置を非常に簡単かつシームレスに切り替えられるよう設計されており、搭載されているcentrION: コンティニュアスフローインターフェースシステムは、接続された前処理装置のサンプルガスを自動的に処理します。自動希釈、前処理装置切り替え、スタンバイモードなど、シンプルで優れた機能を備えており、より効率的なワークフローを構築することができます。
高感度
isoprime precisIONは、エレメンター社がこれまでに開発したIRMSの中で最も優れた安定同位体比質量分析装置であり、最高の性能と最高の機能性を兼ね備えており、困難な研究課題にも応える協力なツールとなります。
isoprime precisIONのCO2イオン化効率はコンティニュアスフローモードで卓越した1,100分子/イオンであり、豊富な前処理装置と組み合わせることで、サンプル検出感度を最大限に引き出すことが可能です。エレメンター社の元素分析装置が持つAPT (Advanced Purge and Trap) 技術、GCシステムのマイクロボリュームファーネスデザイン、そしてiso FLOW: ヘッドスペースガス前処理装置が提供する独自のUltiTrap技術により、isoprime precisIONはお客様が研究目的を達成できるよう最大限貢献します。
コンパクトな設置面積
isoprime precisIONには、そのコンパクトサイズに多くの技術が搭載されています。近年、研究室の多くは、多数の様々なの分析機器が設置され、スペースが限られる傾向にありますが、このような 環境にもsorpime precisIONは対応し、さらにその高性能さを十分に発揮します。
高品質なデータ
isoprime precisIONのソフトウェアであるlyticOS®は、あらゆる研究分野で最高のデータ品質を提供することができます。
データ品質は、一般的にサンプルの前処理、分析方法、データの解釈といった多くのファクタに左右されます。lyticOS® ソフトウェアスイートとそのメソッドワークフローデザイナーにより、標準的な分析方法の詳細調整や、カスタマイズ前処理装置を組み合わせたシステムのために必要なメソッドの開発・作成などを行う際にはこれらを常に勘案することができます。
lyticOS®は、取得したデータの品質を簡単に確認することができます。瞬時に行われる統計解析や自動多元素同位体検量線作成機能により、分析条件を常に一定に保った状態でサンプルを分析することができます。
製品の詳細
isoprime precisION IRMS
isoprime precisIONは、研究をより高度なものへと発展させるための核となる機器です。接続したい前処理装置を、isoprime precisIONに内蔵されているコンティニュアスフローインターフェースシステム: centrIONを介して自由に接続し、それをソフトウェアで自動的に切り替えることで、システムパフォーマンスを最大にすることが可能です。
ノーベルインレットコントロールモジュール
研究を行う上で、前処理装置の開発が必要になることがあることもしれません。そんな時に、エレメンター社の革新的な新型前処理装置制御モジュール (NICM)用いることで、isoprime precisIONとお客様が独自開発した前処理装置を接続し、シンプルなメソッドワークフローデザイナーによって追加の各種制御を制御することができます。さらに、コレクターアンプの構成をカスタマイズしたマルチコレクターシステムにより、研究を加速させることができます。
最高レベルの性能を持つIRMSがあれば、将来必要性が出てくるかもしれない新しい研究に確実に対応することができます。
isoprime precisIONは、設置面積が小さいよりコンパクトなIRMSでありながら、最高の感度とと質量分解能を実現しています。
lyticOS® ソフトウェアスイート
lyticOS®ソフトウェアスイートは、isoprime precisIONおよびcentrIONと連携することで、比類ないレベルの高度な制御を実現します。 安定同位体分析のために全く新しく設計されたlyticOS®は、IRMSのために作られ、最も洗練されたシンプルなソフトウェアです。 洗練されたユーザーインターフェースにより、ユーザーは信頼あるデータを容易に取得することができます
機能的でシンプルなツールであるlyticOS®は、あなたの研究に無限の可能性をもたらします。ハードウェアをソフトウェアで完全制御し、メソッドワークフローデザイナーで簡単にプログラミングすることで研究の幅をより広げていくことができます。
安定同位体分析のために特別に設計された前処理装置の幅広いポートフォリオを提供しています。お客様の分析目的に応じて前処理装置を選択していただきますが、どの前処理装置であってもサンプルは信頼できる処理が行われ、分析ガスに変換・処理されます。完全な自動化・切り替え機能により、isoprime precisIONは従来機にはない最もダイナミックで柔軟な安定同位体質量分析計です。
バルク分析: 固体および液体中の有機物および無機物を分析ガスに変換。
分子レベル分析: 複雑な有機混合物をGCやLCの手法でカラム分離し、リアルタイムで分析ガスに変換。
バイアル瓶に調製・封入された、大気・呼気・液体および炭酸塩サンプルの分析。
拡散導入法による高精度分析のためのサンプル前処理装置
自動ゲインスイッチング機能を有する100 V ダイナミックレンジヘッドアンプ
最大10個のイオンビームを±25%の質量範囲で同時測定することが可能なマルチコレクターシステム
向上したイオン化効率: 1,100分子/イオン (CO2, コンティニュアスフローモード)
向上した分解能: 110 m/Dm(10%谷)
カスタマイズ機器の機器制御を可能にするlyticOS® メソッドワークフローデザイナー
centrION コンティニュアスフローインターフェース: 6種類のモニタリングガスと5つの前処理装置を同時接続可能
最高レベルの真空を達成する: 晋空用ステンレススチール材質の分析管、焼き出し可能 (オプション)
lyticOS® ソフトウェアスイートによるハードウェアの自動制御
様々なアイソトポログ存在比の分析に対応するデュアルレジスター
機器の状態が一目でわかるカラーLED警告機能