この度、lyticOS® Software Suite の新バージョン Version 5.3がリリースされました。
今回のVersion. 5.3のリリースでは、iso FLOW GHG 周辺装置、enviro TOC およびその他の安定同位体分析装置のユーザー様向けの重要なアップデートと新機能が含まれています。
Version. 5.3の主な機能は以下の通りです。
- Altabet et al. (2019)のTitanium Sample Ratio (TSR)の自動補正機能。新しいTitanium (III)還元法を用いて作成されたサンプルデータの処理が迅速かつ簡単になりました。
- iso FLOW GHG の新しい診断方法およびメンテナンスルーチン。バックグラウンドテスト・スリープ/ウェイクアップ機能・ベイクアウト手順が加わりました。
- 分析後のLiniarity補正を適用する機能は、サンプル前処理プロセス固有のLiniarityエフェクトがある場合でも機能します。
- enviro TOCのバグ修正とアップデート。
lyticOS®の新バージョン Ver. 5.3は、すでにlyticOS®のライセンスをお持ちのユーザーでしたらダウンロード可能です。ionOS® をご使用中のユーザーの場合はlyticOS® ソフトウェアスイートへアップグレードされることで、今回の新バージョンがご利用いただけます。詳細については お問い合わせ下さい。
lyticOS®の新バージョンへのアップグレード権が付与されているユーザーの、装置に接続されたパソコンがネット環境にあれば、ソフトウェア起動時に利用可能なアップデートに関する通知が表示されます。装置に接続されたパソコンがネット環境にない、あるいはご使用中のソフトウェアが新バージョンに適合するか確認されたい場合は、当社ウェブサイト secure.elementar.com にログインすれば最新バージョンのダウンロードが可能です。もしまだアカウントをお持ちでない場合はアップグレードの前にアカウント登録をして頂く必要があります。
新バージョン5.3の詳細につきましてはlyticOS® Software Suite navigatorの「ヘルプ/バージョン情報」でご確認頂くことが可能です。