窒素・タンパク質分析装置の最高峰
運用効率が改善された窒素・タンパク質分析装置rapid MAX N exceedをご覧ください。 この装置は、安全、シンプル、そして環境に優しい改良デュマ法 (燃焼法) に基づき、わずか5分という迅速かつ費用対効果の高い窒素・タンパク質定量が行えます。 24時間365日の無人運転が行えるように設計されており、測定する試料タイプの多さと試料量の問題に直面するハイスループットラボのニーズを満たします。 rapid MAX N exceedは、卓越した分析の精度と感度、およびあらゆる試料タイプに適応できる柔軟性を有します。
rapid MAX N exceed 製品ハイライト
あらゆる試料タイプに対応
縦長クルーシブル形状とポスト燃焼技術により、あらゆる試料マトリックスに対応
最も簡単な前処理
最大5 g/5 mlの大容量化で快適なサンプリング
最高のサンプルスループット
迅速な分析 (5分) と単純なメンテナンス性が魅力
最小の分析コスト
EAS REGAINER®テクノロジーとアルゴンキャリアガス (オプション) がコストダウンに貢献
特長
独自技術のクルーシブル形状とポスト燃焼により、あらゆる試料タイプに対応
rapid MAX N exceedの縦長クルーシブル形状は、牛乳、ビール、清涼飲料、ジュース、醤油等の液体から、ヨーグルト、マヨネーズ等の半液体、さらには肉類、穀類、小麦粉等の固体に至るまで、あらゆる試料に含まれる窒素およびタンパク質の分析が行えます。また、独自のポスト燃焼技術と組み合わせることで、一般的に困難な試料マトリックスでも完全に燃焼が行えます。
最大の試料量が、最も簡単な試料調製を実現
rapid MAX N exceedの頑丈で再使用可能なスチール製のクルーシブルは、5 g/5 mlの大容量を有し、窒素・タンパク質分析の試料調製を最も単純化します。データ品質に影響を与えることなく試料の粉砕や破砕を省略し、試料調製を簡素化して貴重な時間を節約できます。
容易なメンテナンスと迅速分析が、最高のサンプルスループットを実現
rapid MAX N exceedは、わずか5分という最短時間で窒素・タンパク質の定量が行えます。90検体用のオートサンプラーはいつでも測定試料の追加が行え、測定実行中のどのタイミングでも測定試料の優先順位の変更が容易に行えます。革新的なEAS REGAINER®テクノロジーは、還元剤を交換することなく1,000検体以上の試料の測定を可能にします。また、新品のEAS REDUCTOR®チューブにはフレッシュな還元剤があらかじめ充填されているため、貴重な時間を節約します。これは、メンテナンス頻度を大幅に低減につながり、連続稼働時間が窒素・タンパク質分析における業界トップレベルとなります。さらに、ユーザーフレンドリーなクランプ式配管接続により工具不要なメンテナンスが行え、スライド式電熱炉はスライド式は燃焼管の脱着時に快適な作業姿勢を保てます。
EAS REGAINER®テクノロジーとアルゴンキャリアガスが、分析コストを激減させます
従来のデュマ・燃焼法装置の主な分析コストは、余剰酸素を結合して試料由来の窒素酸化物を窒素分子へ変換するための還元用金属です。これに対して、rapid MAX N exceedに採用されている革新的なEAS REGAINER®テクノロジーが、この分析コストを大幅に削減します。低コストのEAS REGAINER®の作用により、還元剤であるEAS REDUCTOR®は交換することなく最大1000検体の分析が行えます。さらに、ヘリウムの代わりにアルゴンをキャリアガスとして使用することにより、rapid MAX N exceedは、窒素・タンパク質分析の分析コストを大幅に削減します。
安心の10年保証
素晴らしい堅牢性と長寿命を備えたrapid MAX N exceedだからこそ、当社は高温燃焼炉と、熱伝導度検出器 (TCD) の 熱伝導度検出器セル (TCDセル) に10年保証を付与します。また長期サポートを大切にする当社のポリシーとして、製造中止後、最低10年間のスペア部品の供給を続けます。これにより、保有期間に掛かるトータルコストを大幅に抑えて投資回収に貢献します。
製品の詳細
rapid MAX N exceedは以下の分析用に最適化されています。
窒素
タンパク質
食物繊維解析*
最大試料量
5 g、または5 ml
元素濃度範囲
広いダイナミック元素濃度レンジ:
N:最大500 mg absolute もしくは20 ppm - 100 %
精度
ヘリウムガス使用時: < 0.05% absolute (250mgグルタミン酸)、ただし試料タイプによる。
アルゴンガス使用時: < 0.15% absolute (250mgグルタミン酸)、ただし試料タイプによる。
分析時間
~4 - 5分、ただし元素濃度、試料量、試料タイプによる。
当社の装置は、回収率100%の高温燃焼法による試料分解と発生する窒素を検出します。同装置による窒素とタンパク質に関するデュマ法 (燃焼法) 分析は、現在のISO、EN、DIN、AOAC、日本の「食品表示基準」など、さまざまな国や国際機関の公定法に準拠しています。
検出器
熱伝導度検出器 (TCD)
サンプルの紹介
90位のオートサンプラーを統合し、分析中に再読み込み可能なサンプルの紹介。
電熱炉の最高温度
1,200 °C
機器コントロール
Windows®ベースのrapid MAX N exceed専用ソフトウェアの主な機能は、測定、解析、LIMS統合、自動スリープ・ウェークアップによる自動夜間運転など。21 CFR Part 11に対応*
使用するガス
ヘリウム (又はアルゴン) と酸素
本体サイズ
63 x 55 x 106 cm (幅 x 奥行き x 高さ)
電子天秤:
電子天秤と元素分析装置の接続が可能です。また当社の製品は多くの大手メーカ製品との互換性を有します。詳細については、お問い合わせください。